ピッチング

ピッチングについて

ピッチャーは速球だけじゃない!?

ピッチャーには速い球を投げる「速球派」と多彩な球種や鋭い変化球を投げる「軟投派」がいます。私は小中高でピッチャーをやっていましたが、速い球が投げられるピッチャーではなかったので中学生になってからは少しずつ変化球を覚えながらコントロールを磨いてました。

でもピッチャーをやるからには、速い球を投げれる「速球派」に憧れるんですよね。速い球を投げて三振を取るのがカッコイイと思ってました。しかしピッチャーというのは球が速ければ良いという訳ではありませんし、速球を維持していくのはプロでも難しいことです。

私が当時小学生だった頃、憧れていたプロ野球選手がいたのですがその選手が

「ピッチャーは速球だけじゃない!」

というのを証明してくれたのです。その選手というのは元広島東洋カープの佐々岡真司投手です。

元広島カープの佐々岡真司ってどんな人なのか?

佐々岡投手と言えば、現役時代150キロを超えるストレートを武器に活躍し、プロ野球史上2人目となる、《 先発100勝100セーブ 》を達成した記憶にも記録にも残る名投手です。他にも《 最多勝利 》《 リーグMVP 》《 沢村賞 》など、あらゆるタイトルを総ナメにし豪快なピッチングスタイルの投手でした。

佐々岡選手は、入団当初スピードボールを武器に三振の山を築き上げていたのですが31歳を迎えた年に転機が訪れました。それは、30代を迎えたカラダは20代の頃のようにはいかず「チカラでねじ伏せる速球ピッチングスタイル」では勝てなくなってしまいました。そこで佐々岡投手は厳しい選択に迫られました。

・短命になるとしても今まで通り150km/hの速球派でやっていくのか…。

・140km/hに落としてでもバッターの打ちづらいボールを投げるのか…。

さんざん悩んだ結果、佐々岡投手は「カラダの負担を減らし長くプロ野球を続けること」ができる後者を選んだのです。今まで豪快なピッチングスタイルで勝負してきたのですから速球で勝負が出来ない不安もあったと思います。

しかし、その選択は正しかったのです。なんと、1999年には見事ノーヒットノーランを達成しさらに今まで以上に勝ちも増え、スタイルを変えてからも15勝を飾ることができました。それで私も『ピッチャーは速球だけじゃない!!』と思えるようになりました。

そこで気になるのは、「佐々岡投手はどのようなピッチングスタイルに変えたのか?」ですよね。球が速く投げられない人でもバッターにとって ”打ちにくいピッチング”とは果たしてどのようなものなのか。

打ちにくいピッチングの秘密とは