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【第4弾】実は間違っていた野球の常識

少年野球や中学野球などで監督やコーチ、もしくはお父さんから教えられることって子供からしてみるとそれが正しい事なんだって思いますよね。

私も少年時代は父親や監督、コーチが教えてくれることは全て正しいと信じて練習をしていました。そもそも知識が無いから疑いようが無いんですよね。しかし、その常識だと思って教えられていたことが実は間違えていた可能性があるのです。

第3弾に続いて今回は、ピッチャー必見『変化球の投げ方』について紹介していきます。これから変化球を覚えたい人は参考にしてみてください。

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まず最初に覚えるおすすめの変化球とは

変化球には色々な種類がありますが、まだ身体が出来上がっていない時に無理をして変化球を覚える必要はありません。数ある変化球の中で最も負担が少ないのが「チェンジアップ」になります。チェンジアップはストレートと握り方が違うだけで投げ方は同じなので、肘に負担も少ないため最初に覚える変化球としておすすめです。

チェンジアップの投げ方

① ボールは中指と薬指で握り、人差し指と小指は添えるだけ
② 指に力が入りすぎないように中指と薬指を広げる
③ 投げ方はストレートと同じように

チェンジアップの次におすすめな変化球は「カーブ」です。カーブは無理に曲げようとする投げ方をしてしまうと肘を痛めてしまうため注意してください。

カーブの投げ方

<ボールの握り方>
指をボールの中央からやや外側の縫い目の部分に中指をかける。その際に人差し指はボールから浮かします。

<投げ方>
① 腕は空手チョップをイメージして振る
② 手首はひねらず抜くように
③ リリースの瞬間は中指を手前に引っかくように

 

ストレートを混ぜながら緩急をつけるピッチングが出来れば、実際の球速よりも打者の体感速度は速く感じるため、球速が遅くてもバッターにとって打ちづらいボールになります。

冒頭でも述べたように、色々な球種に手を出すのではなくまずはチェンジアップで抜ける感覚を覚えてからカーブの練習をするのが良いかと思います。また、身体が小さい時期は無理をせず負担の無い練習や投げ方が大事となります。