ピッチングの練習方法には色々な種類がありますが、そのひとつの「シャドウピッチング」について紹介していきたいと思います。
シャドウピッチングとは?
シャドウピッチングとは主に自分のピッチングフォームの確認や悪いところの修正をする際の練習方法です。速球やコントロール向上の為にはピッチングフォームを磨くことが大事ですからね。そのピッチングフォームを磨く為には正しいフォームを身につけなくてはいけません。
頭ではこうしなければいけないと分かっていても、実際に自分のフォームはどうなっているのか分からないですよね。鏡の前で意識をして確認しながら繰り返すことが大事なのです。では、どのようにシャドウピッチングを行えば良いのかポイントをご紹介していきますね。
シャドウピッチング 4つのポイント
- ハンドタオルの中央を人差し指と中指でボールを握るように持つ
- 片足を上げ自分自身が一本の棒になったつもりで軸をぶらさずに真っすぐ立つ
- 投げる際に腕は体の後ろに入らないよう引き過ぎず体の横にくるように
- しっかり体重移動で体を前に持ってくる
何をするにも「軸」というのはとても大事なので②と③は特に注意して行いましょう。
軸がブレていたらボールにパワーが伝わりづらく強い球が投げられません。軸をしっかりとして片足を上げた際にまっすぐ立つことでパワーを貯められるので、頭のてっぺんまでパワーを吸い上げるようにイメージしましょう。投げる際の腕も後ろに引き過ぎてしまうと肘が出づらくなったり肩や肘の故障の原因にもなってしまうので気をつけましょう。
やるときは鏡の前で
シャドウピッチングを行う際には鏡の前でフォームを確認しながら取り組むとより効果的になります。鏡で自分のフォームを意識すべき点は、
- 足の踏み込む位置
- 体の開くポイント
- ボールをリリースするポイント
この3つを意識して繰り返し反復練習をしてみてください。
シャドウピッチングはあくまでフォームの確認なので自分の部屋でもできる練習です。正しいフォームを繰り返すことで自然と体に染み付いてくるので、少しでも早く野球が上手くなりたいと思うのなら、短い時間でも必ず毎日行うようにしましょう。
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