基礎知識

目で見て学ぶ

あなたはスポーツ番組ってよく観ますか?プロ野球や高校野球の中継などテレビで放送されますよね。

私が小さい頃は、毎日のようにテレビでプロ野球が放送されていましたが最近は少なくなりました。この野球中継を観ているだけでも打ち方や投げ方を参考にしたりして子供ながらに勉強したものです。

私の親や祖父が野球好きでしたので、休みの日にはよく東京ドームに連れて行ってもらいました。もちろん自分の好きなチームを応援しに行くという理由もあったのですが一番は勉強の為に連れて行ってもらってました。

実際に間近で試合を観に行くと、テレビでは映らない所があります。どこか分かりますか?

それは、選手全体の動きです。

例えばテレビだと、「ピッチャー投げました ⇒ バッター打ちました ⇒ サードが取ってツーアウト」と、基本的にカメラはボール中心に追います。

野球をやっていなくて、ただ楽しむだけなら良いと思いますが、もし野球をやっているのなら全体の動きって観たいですよね?というか観るべきです!

例えば、バッターが打ったボールがサードに飛んだとします。その時のショートはどのように動いているのか?セカンドは?外野は?テレビだと一球一球の全体の動きが分からないのです。

私が小さい頃に指導者から「学ぶということは真似ることだ」と、よく言われてきました。

真似るのであればプロで活躍している選手がいいだろと思い、月に1~2回はプロ野球の観戦に連れて行ってもらっていました。それに実際に観に行くと試合前の練習も観ることができますからね。

自分がサードを任されているのであれば常にサードの動きをチエックして、それを自分の課題にしてみても良いと思います。

もし球場へ足を運ぶ機会があればテレビで観れない選手の動きに注目するだけでも野球上達への一歩になりますよ。