基礎知識

一番大事なこと

どんなスポーツでも共通して言える一番大事なこと。それは “基本となるフォーム” です。
私たちの体は、姿勢であったり使い方によって力の入り方が随分と変わってきます。

例えば、何か重たいものを持ち上げる時に下手な持ち上げ方をしてしまうと、力が入りにくかったり持ちにくかったりします。最悪の場合、腰を痛めてしまう可能性もあります。それぞれに力が入りやすい姿勢というのがあるのです。

力が入りやすくする為にはどうすればいいのか?

それは、“強い筋肉を使うこと”です!

私たちの体には「強い筋肉」と「弱い筋肉」があります。それは部分によって変わってきますが、あなたは硬い煎餅を食べる時に前歯で食べますか?ほとんどの人は力の入りやすい奥歯で食べるのではないでしょうか。

重たい物を持つ時も、腕だけの筋肉を使うよりは腰の筋肉も使った方が持ちやすいですよね。このように、弱い筋肉を使うよりは当然強い筋肉を使った方が疲れにくく、力も強くなります。

あと、力を加える為にはもう一つ重要なことがあります。それは “テコの原理” を使うことです。聞いたことあるかもしれませんがよく例えられるのが「釘の打ち方」ですね。

釘を打ったことがある人は分かると思いますが、トンカチを持って釘を打つときにどうやって打てば釘に力が伝わりやすいと思いますか?当然、肘を曲げて肘から先の力を使って打ち付けますよね。肘を支点にして打った方が力が加わりやすいからです。

このように体の使い方ひとつで、力が入りやすかったり入りづらかったりするのです。

これは野球のフォームでも同じことが言えます。いかに強い部分を上手く使うことができるかです。

プロで活躍している選手達も、人それぞれ自分に合ったフォームでやっていますが、ボールを打つ瞬間や投げる瞬間の根本的な部分は“最大限のパワーを引き出す形”になっているのです。

技術というのは基礎がしっかりと出来ていなければ身につくものではありません。子供の頃から基礎であるフォームからちゃんと取り組むことが大事なのです。

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